13てたので、まったく知らなくて。鈴木 初日だけじゃなくて、その次の土日も含めて、数日間は行列が途切れませんでした。やはり、昔食べていた商品が復活したから食べに来ましたという方が多かったです。林 千葉県から、ヨーグルトシェークの味を求めてご来店いただいたお客様もいらっしゃいました。―大須店の店舗限定メニューを紹介してください。 江川 普通の特製ラーメンは半熟玉子を使用していますが、大須店で提供している懐かしの特製ラーメンは生玉子になっていて、スープにもラードを使用しています。あとは、復刻メニュー総選挙で1位だったネギラーメンや、ヨーグルトシェーク、ポンチなども、基本的には大須店でしか食べられないメニューです。―当時のメニューを再現するのに、難しかったところはありますか?鈴木 昔のポンチは、下のソースが赤ワインシロップだったんですが、さすがにアルコールを入れてしまうとお子様が食べられないので、みなさんに食べていただくための改良をしました。昔の味を知っている方が納得する再現をしなければいけなかったのは大変でしたね。―オープン後の反響で印象に残っているものはありますか?宮地 私は日常的にSNSをチェックしているんですが、オープンから半年以上が経っても、「レトロ店舗に林 私は新人のクルーをたくさん採用していたので、教育の面でも準備時間が少なかったのは苦労しました。江川 ポンチなど慣れていないメニューが多かったので最初は大変でしたよね。―オープン初日の雰囲気はいかがでしたか? 江川 50人くらい並んでいただいたそうですが、私たちは開店準備をし意見をダイレクトに上げられる環境だったので、本当にみんなで作り上げたお店という感覚がありますね。―大須店のリニューアルを成功例に、若手社員として今後のスガキヤにどう貢献していきたいですか?宮地 多くの方にスガキヤを広めるために、新しいことにどんどん挑戦をして、これから新しいお客様を作っていけたらなと思っています。鈴木 私は商品開発なので、今までにない甘味も出していきたいですし、昔から来ていただいている方にも、若い方たちにもおいしいと喜んでもらえるような商品を作っていきたいなと思います。林 今は教育担当という立場ですので、この大須店での経験を活かして、現場の社員たちのレベルアップができるように、研修や現場のフォローに還元していきたいです。江川 スガキヤのスタッフとして、お客様が想像する以上のクオリティの商品を提供して、それをSNSなどで広めてもらえる機会を増やしていけたらなと思っています。やっと行けました」というポストがあがってくるので、作って良かったなと思いました。あとは、ヨーグルトシェークを復活させてほしいという声をずっといただいていたので、「大須店に行けば飲めます」とご案内ができるようになったのも良かったです。林 東海地方以外のお客様からお問合せのお電話をいただくこともありますし、リニューアル前に比べて、わざわざこの大須店を目指して来てくださる方がかなり増えたこともうれしいですね。江川 あとは、昔からスガキヤを愛してくださっているお客様が、食器をご返却される時に「昔はこんな味だったんだよ」と教えてくださって、改めてそれぞれの方にスガキヤの思い出があるんだなと思いました。―みなさんで連携を取りながら準備を進めていたと思いますが、チームワークはいかがでしたか?宮地 私と鈴木さんは、普段は店舗のデザイン設計に入ることはないんですが、こうやって若手のチームでやれることのやりがいはありましたね。林 店舗側からメニューの相談をすることもあったので、みんなで1つのお店を作り上げるという、なかなかない体験をさせてもらえたなと思います。それでたくさんのお客様に喜んでいただけたので、やって良かったなと思いました。鈴木 今回の大須店は、若手社員の宮地紫野2024年3月に中途入社。マーケティンググループのリーダーとして、商品のプロモーションやSNS運用などを行う。宮地さんのお仕事の詳細はP44へどんどん挑戦して新しいお客様を増やしたい!林 隆太2013年4月入社。人事グループの教育担当として、社員の店長昇格におけるサポート研修や、マニュアル教育を行っている。鈴木美穂2023年11月に中途入社。前職は調味料系の商品開発をしており、スガキヤでは現在、デザートの商品開発を担当。お店に私の写真を飾ったのがプレッシャーでした(笑)昔を知る人が納得する味を再現するのは大変!私たちが作った大須店へ来てくださいね!
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